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石巻旅行2023 金華山 [2023]
この夏の暑さがひどいものだから、石巻旅行の記事がなかなか書き上げられませんでしたが、
ようやく秋の気配がただよってきて、手を付けることができました。
7月の旅行でしたが、改めて写真を見ていくとその時の気分がよみがえってきます。
石巻市博物館に行った翌日は、金華山を見に、牡鹿半島の先を目指しました。
石巻市街地(?)の宿から車で、たくさんの浦、たくさんの浜を通り過ぎて、
辿り着いたのは「おしか御番所公園」です。
あれが金華山…!
感激です…!
ちょんととんがっているのがかわいい。
牡鹿半島と金華山の間の金華山瀬戸。
半島側の白い浜がきれいでした。
いつか行ってみたい。
牡鹿半島から南西側には網地島と田代島が見えます。
船がたくさん行き交っていました。
海に浮かんでいるこれはなんだろう?
何かの養殖をしている?
辺りを見回しているうちに、雲がどんどん姿を変えていきました。
帰りもまた浦と浜を通り過ぎます。
山と海を行ったり来たりするのですが、海に出るとふとカモメの群れが飛んでいたりして、
この道のりも楽しみました。
いしのまき元気いちばでは、珈琲工房いしかわのコーヒー、わかめ、海苔、金華さば、金華塩、
金華さばのお茶漬け、金華さばの釜飯の素、墨廼江などをお土産に買い、
6周年祭ということで出店していた焼き牡蠣をせっかくだから、と食べ…
1つ300円というから牡蠣1つのことかと思ったら、3つで300円。
この大きさ、そして鉄板で蒸し焼きしただけ(?)なのにとってもおいしい。
そのあと「壱歩」でお昼を食べました。
安い! そしてメニューもかわいい。
壱歩のお店のTシャツもよかったな。
鹿島御児神社にお参り。
向かって左手が牡鹿半島。
旧北上川にかかる手前の橋が、石巻かわみなと大橋、海側が日和大橋。
紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場 (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: 佐々 涼子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2020/03/05
- メディア: Kindle版
行く前にこの本を読んでいたので、日本製紙石巻工場の煙突を見て、帰ってきました。
ところで、今度行ってみたいと思ったのは「万石浦」。
はじめに載せた地図にも書き入れてありますが、地図を見ていて不思議な地形だと思ったのです。
湖のようなのに海とつながっていて、海苔やあさりや牡蠣の養殖をおこなっている場所とのこと。
長くなりましたが、最後にもう一度、金華山。
書ききれないほど盛りだくさんで、よい旅でした。
石巻旅行2023 石巻市博物館 [2023]
昨年10月に続いて、今年も石巻市博物館に行ってきました。
見た展示の一つは、「民具のデザイン図鑑ーくらしの道具から読み解く造形の発想ー」。
石巻市博物館と武蔵野美術大学のコラボレーションの企画展でした。
民具とは…「一般の民衆が日々の暮らしのなかで生み出し、使い続けてきた暮らしの造形資料」とのこと。
気になったのは、こちらの嬰児籠(えじこ)というもの。
国語辞典に見出しが見つけられず、日本大百科全書を見ると、
〈乳児の時代に使われる育児用具。藁で浅い桶の形に編んだ物。
主に東北地方など寒い地方で用いられる。
ツグラ、ツブラ、イズミ、イズメ、フゴ、イジコ、エジコなど方言も種々ある。
東京などでは同じ形のものを、おひつ入れとして用い、ご飯の保温用に使っていた。〉
とある。「つぐら」は大辞林にあり、
〈藁で編んだ器。飯櫃を保温のため入れたり、乳児を入れたりするもの。飯詰(いづ)め。〉
とのこと。
そういえば猫を入れる「猫ちぐら」を以前見たことがあったなあ。
おもしろいと思ったのは、子供が入った嬰児籠を模した木地玩具があったこと。
子供部分はまるでこけしのよう。
「複数のパターンを組み合わせて玩具が制作されていることがわかる」と説明されていました。
こちらは熊手だと思ったら、福箕(ふくみ)と熊手が合わさっている。
はり箕のちりとりが欲しいと思っていたので、箕にもちょっと興味ありです。
そして本命の展示「小さきモノたちの宇宙」。
毛利コレクションというだけで、興奮してしまいます。
すごい数ですが、これがすべてではないというのが驚き。
すごい数ですが、これがすべてではないというのが驚き。
気に入ったのは「按摩」。
隣の蛙もいい。
この模様の細かさにもやられた。いいなあ〜。
「碁友達」もいい。
「碁友達」もいい。
一つ一つ見ていくのも楽しいし、分類があるのもおもしろかったです。
博物館と同じ建物にある、ホールの入り口部分の写真、
一緒に行ったasahamaさんが撮っていましたが、私も撮っていました。
特徴あるデザインの建物なので、また行きたいです。
この日の夕食は、割烹浜長。
なにもかもがおいしく、器も素敵でした。
締めは金華さばのお茶漬け!
わーわー!(思い出して興奮)
これだけでもよき旅でしたが、翌日は金華山を見に行きました。
(つづく)
白馬2023 続き [2023]
親海湿原で、念願のスミナガシ(墨流)にようやく初めて巡り会えました。
名前といい、姿といい、魅力的。
ほんの一瞬で、すぐに飛び去ってしまったけれど。
ホウチャクソウ(宝鐸草)。
マムシグサ(蝮草)。
オドリコソウ(踊子草)。
ニホンアマガエル(日本雨蛙)。
ウスバシロチョウ(薄羽白蝶)。
ミツガシワ(三槲)。
シマヘビ(縞蛇)。
トウキョウダルマガエル(東京達磨蛙)。
そんな旅でした。
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