祥月命日

飽き飽きしていた残暑も終わって、朝晩の涼しい空気がとても嬉しいこのごろです。

9月26日は、父の祥月命日です。
葬儀はしたけれどお坊さんは呼ばなかったし、
1周忌、3回忌というようなこともしていないので、
父が死んでから何年経つのかわかっていなかったのですが、
調べてみたら2010年のことで、3年経っていました。
3年も数えられないのはおかしいかもしれないけれど、
あれから色々なことがあったし、まあ、毎日を生きるのに精一杯だったと言いましょうか…

3年かぁ…
たしかにそのくらいの時間が経ったという感じはするかな。

今でも父のことを話すと泣いてしまいそうになります。
会えなくて寂しいし、話したいことも、してあげたいこともあるのにな。
とはいえ、あまり寂しがっていると自分の人生まで寂しいものになってしまいそうなので、
父のことは考えすぎないように気をつけています。

ただ、他の人の参考になるかもしれないから、記録しておこうと思うことがあって、
父の死にまつわる記事をいくつか書こうと思っています。
悲しい記事は読むのがつらい人もいるだろうから、別ブログに。

今回載せた写真は、塀の上を散歩（？）するはなちゃんと父です。
私が近年写真を撮るようになったので、父の写真はけっこうあります。
でも本当に残念なことに、父と私が一緒に写っている最近の写真はまったくないのです。
最新ので、15年くらい前のものかも。
それというのも、写真を撮る趣味があるのが、父と私だけだったからなのですが。
こんなことを残念がるなんて、私は感傷的すぎるのか。
そうねえ、大人になってからの写真は、母や弟と写っているものもないしなあ。

子どもの頃は、何年かおきに写真屋さんで家族写真を撮っていました。
父の主導だったに違いないのですが、
今になって、あれはなかなかいい習慣だったと思うのです。

コメント 7

もう３年になるのですね。
私も父親との写真は数少ないなあ。
そんなものかなあ。

最近は梅シロップのお湯割りにはまってます。
痩せるどころではない。困った。
by ゴーパ1号 (2013-09-27 00:02) 

そうなんですね、３年。
写真が手軽に撮れるようになって、かしこまって撮るという機会が減ったせいかもしれませんね。
私もないですよ。みんなそんなもんだと思います。
by キタノオドリコ (2013-09-28 07:28) 

>3年も数えられないのはおかしいかもしれないけれど・・・
経った年月が実感出来ない感覚は、何だか解るような気がします。
母が亡くなって、もうすぐ２５年になりますが、時折ふと昔のことを思い出して、思い出す内容に依っては、切なくなることが、まだあります・・・
お父様が亡くなられたのが、２０１０年と言うことは、僕も記憶しています。その年は、僕のブログ仲間だった方が、二人も亡くなられましたし・・・
by albireo (2013-09-29 10:30) 

こんばんは。
はてみさんの文章をしみじみと読ませていただきました。
私も結婚するために家を出るその日に撮ったのが
唯一　父と二人の写真。　
泣き顔の私の隣で父は笑っています。その一枚が今は宝物＾＾
　
娘にとって父親はどんな存在なのでしょうね・・・・。
by タックン (2013-09-29 20:49) 

＞ゴーパ1号さん
まあ写真なんてなくても思い出があるから…とは言っても、
父とは仲良かったので、やっぱスナップ写真とか、ほしかったな。
私も来年、梅シロップ作ろうっと。

＞キタノオドリコさん
子どもの頃はたくさん写真を撮ってもらったと思っていましたが、
今と比べれば、フィルムカメラの時代はずっと少ないですね。
ただ、その分、ちゃんとアルバムに貼ってあるなあ。

＞albireoさん
25年経っても思い出してもらえるお母様はお幸せな気がします。
私がこんなこと言うのは生意気かもしれませんが。

＞タックンさん
家を出る日に撮った写真のお父様が笑っていらっしゃるというのはいいですね。
寂しくなるけど娘の結婚を喜んでいらっしゃったんじゃないかなあ…
などと想像してしまいます。
私はもしかして父と二人の写真はないかも…。
私にとって父は、夜中まで喋り続けられる、話の弾む相手でした。
by はてみ (2013-09-29 23:54) 

良い写真ですね。大事な写真は紙やきにしておいた方がいいと思っていますがなかなかデジカメになってから確かに難しい。
そして、お父様が亡くなられてもう３年経つのですね・・・。
はてみさんがうちの畑に来てくれたとき、網戸ごしにちょっとお父様をお見かけしたのを思い出します。

by asahama (2013-10-08 08:57) 

＞asahamaさん
そうですか、父を見かけたことがありましたか。
今となっては父を知る人も少なくなってきて、
父の昔の話をできる人がほとんどいないのがさみしいです。
by はてみ (2013-10-09 12:51)